2022年10月27日木曜日

靴選びは難しい

 靴選びは難しい

 年齢も重ねてきたので足元も小奇麗にしようと靴を選ぶことにしました。サイズの合わない靴は足の健康を害とのことですが、私は足が小さくまた甲が薄いので履く靴が大幅に制限されています。リーガルさんで測ってもらったところ長さが24.cm5ほどで幅がD。買い求めるなら24cm(6)のDが妥当なところです。

 百貨店等で複数試しましたが、スコッチグレインは甲が薄いとされるインペリアルプレステージの24cmを試して「23.5がいいだろうという」助言をいただき、ユニオンインペリアル(おそらくNU171)では24.5cmの在庫を試したところ、「24cmでも甲は埋まらないだろう」とのこと「靴は難しい・・」というコメントが印象的でした。オールデンなど海外のブランド物は甲が薄いらしいですが、100,000円を超えるなど予算の問題で検討していません。この中ではスコッチグレインが革製の靴下をはいているみたいでおそらく良かったのですが、最適サイズを地方在住ではサイズを試す機会がないため今日に至ります。店舗はやはり東京に集中しており、機会があれば行脚したいところですが、現実問題として地方では頼りになるのは全国的な販売網を持つリーガルだけなのかもしれません。

 選んだのはシェットランドフォックスのカーディフ。シェットランドフォックスはリーガル傘下のブランドです。近くにリーガル店舗があれば在庫を取り寄せてくれて試すことができます。カーディフはリーガル傘下では最も甲が薄いと思います(サントーニは試したことがないので)。甲薄は少なくとも最初に当たるべき一足です。後にリーガルのパターンオーダーで24cmDの靴を作ってもらいましたが、カーディフはそれよりも薄い。甲が薄い一方で、土踏まずの部分は細くそれ支える履き心地があり、指の部分は多少ゆとりがあるのも特徴です。

 結局、カーディフでも片足にタンパッドを貼っていますが、履けるだけ良いと思わなければいけませんね。パターンオーダーの靴はタンパッドと厚手の靴下で運用しています。


手入れ

 上手げブラシで汚れを落として、リムーバーをつけた適当な布で靴をこすり前回塗ったクリーム類を落とし、デリケートクリームを入れて4分ほど置き、クリームを入れて5分ほど置き、豚毛ブラシでクリームをならした後、適当な布で余分なクリームを取って完了。百聞は一見にしかず。



 手入れ道具は結局総額一万円くらいになったんでしょうかね。リーガル(コロンビア)の汚れ落としやサフィールのクレムはなくなる気配がなく、ブラシ類も摩耗には時間がかかりそうですが、「適当な布」の消費は消耗著しいですね。5回くらいで汚れまみれになります。一枚300円強は何かいい方法はないものか。